【なれそめ話】~いかのぶっかけ編~
わた惣吟味なれそめ話~いかのぶっかけ編~
25年程前、当時わた惣に来ていた問屋さんの営業の方からこんな相談を受けました。「行きつけの料理屋のおやじさんが、その店で出している小鉢が大変評判が良いので商品化したい。」と。
そこで思いついたのが、全国の美味しい食品をオリジナル商品化している「わた惣」だったという訳です。
そう言ってその営業の方が持ってこられたのが、タッパーに入ったいかの唐辛子漬けでした。これは10年か20年に一度あるかないかの素晴らしい珍味だと確信しました。
そこでこれを大ヒット商品にするには、まず名前が肝心だと思って、2、3日時間をもらいました。
大ヒットにつながるには、ちょっぴり食べる珍味のイメージより、バクバク食べる”おかず”のイメージでなくてはいけないと思いました。
2,3日考えていた夜中、ふと目が覚めて頭に浮かびました。ご飯にたくさん”ぶっかけ”て食べるイメージをそのまま名前にした「いかのぶっかけ」がぴったりだ!
それから、おもしろいネーミングだと新聞に取り上げられ、ぶっかけで食べるとご飯が止まらないと評判になり、
注文殺到!爆発的大ヒットとなりました。
今でも全商品の中で単品売り上げダントツNo.1です。